私のしごと製品の企画から量産体制の考案まで、幅広い領域に携われる
製品の企画（アイデア出し）から設計、コスト算出など、開発に関わる幅広い業務を担当しています。主に環境衛生機器の開発にはなりますが、今担当しているプロジェクトの中で代表的な例を挙げると、医療関係の開発プロジェクトを進行し、製品デザイン考案～量産準備を行っています。少し前には、自社製品である溶接ヒューム集塵機の開発プロジェクトに参画し、構造検討や部品設計を担当していました。
もともとは、長野高専の機械工学科出身なので、ある程度、機械について知見はありましたが、入社後に『開発業務をやっていけるだろうか…』という不安はありました。しかし、入社後半年間ほどは、自社製品の構造や組立方法を勉強する時間が十分にあったため、安心して開発職としてのキャリアをスタートさせることができました。
仕事のやりがい大きなプレッシャーを感じつつも、どうすれば課題を解決できるか『考える面白さ』
製品を開発する以上、納期があります。開発プロジェクトを進行する中で、課題がいくつも出てくるのですが、それらの課題を一つひとつ潰していくことで着々と製品が形作られていきます。だからこそ、限られた時間の中でクオリティを追求し、無事に仕様を満たし、製品の開発を終えることができた時には大きな達成感を感じることができます。
また、当社はBtoB製品を開発～製造しているので、日常生活で当社の製品を目の当たりにする機会は少ないのですが、他の企業で働く友人から『コトヒラ工業の開発した製品を自社で見たよ！』などと声をかけられたりした時などには、嬉しい気持ちになる反面、会社の収益に関わるような大きな仕事を担当していることに実感が沸き、背筋がピンと伸びますね。
私の目標より斬新なアイデアを取り入れ、より高いクオリティを追求する
製品開発に関する様々なノウハウを蓄積し、製品を使う方にも感動してもらえるような付加価値の高い製品を世に送り出していきたいと思っています。そのために、板金部品で構成されている当社製品の一部に他の材料を代用することで重量や意匠性の改善ができないかなど、より良い製品につながる工夫をし続けることを大事にしています。
当社について、基本的には社歴・年次問わず、製品デザインや加工方法も提案がしやすい風通しの良い職場ですし、『個性を大事にする会社』だとも感じます。そういったボトムアップ型の組織で、どんどんアイデアを発信しながら、開発業務に従事したい方にとっては打ってつけの環境だと思います。
※2023年9月末時点の情報です。
