水+食塩+電源のみで、大量の電解次亜水が生成できます
電解次亜水とは、水・食塩・電気のみでから作られる、弱アルカリ性の除菌洗浄水です。食品添加物に対応しており、低濃度でも優れた除菌効果を発揮しますので、直接食材に使用でき、食材へのダメージが少ないのが特長です。また薬剤を一切使用しないため作業者や食材を口にする人にも安全で、低ランニングコスト(1ℓあたり約0.3円)でもあります。コトヒラ工業の電解次亜水生成装置 大型タイプは、大容量生成が可能ですので(約60t/day、吐水量10~50L/min)、除菌洗浄水を大量に使用する、カット野菜工場・水産加工工場・食肉加工工場・豆腐工場などで最適です。また食材以外にも、調理器具洗浄(包丁・まな板)、床・壁清掃、、エプロン、長靴洗浄など幅広くお使いいただけます。
特長
厚生労働省食品添加物認定水 「電解次亜水」とは?
- 原料は、水・食塩・電気のみからつくられる弱アルカリ性の除菌洗浄水です
- 食品添加物認定水のため、直接食材に使用できます
- ※食材洗浄後は真水でのすすぎが必要です。
- 低濃度でも優れた除菌効果を発揮します
- 電解次亜水40ppmは次亜塩素酸ナトリウム200ppmとほぼ同等の除菌性能を有します。次亜塩素酸ナトリウムと比較すると、臭いが少なく(臭い移りの低減)、中性に近いといったメリットがあります
- 人・食材・環境に優しい除菌洗浄水です
- 薬剤を一切使用しません。また低濃度で除菌できるため、食材・機器へのダメージも少なく、手に触れても手荒れの心配はほとんどありません
- 低ランニングコストです
- 当社製の電解次亜水生成装置ですと1ℓ当たり約0.3円のランニングコストです(40ppm時の電気代、水道代、食塩代です)
- 常に安定した濃度を生成します
- 次亜塩素酸ナトリウムなどの薬剤は人による希釈作業により濃度にバラツキがありますが、電解次亜水は装置による自動生成のため安定濃度です
大型タイプ 大量の電解次亜水が簡単に生成できます
- 簡単設置
- 配管が左右どちらからでも可能で、設置が容易です
- 簡単操作
- タッチパネル式で簡単操作です(ロック機能搭載により、管理者以外の操作防止)
- 管理
- 電解水残量などタッチパネル表示で見やすく、イレギュラー時は早めに予告警報ブザーを鳴らします
- 除菌性能UP
- オプションの「酸添加ユニット」を使用し、pHを微酸性領域(5.0~6.5)に下げることで低濃度、短時間でも高い除菌効果を得ることができます
電解次亜水の除菌効果
食中毒菌が激減!
試験液1ml当たりの生菌数測定結果(40ppmの場合)
生菌数(/ml) | ||
---|---|---|
試験菌 | 開始時 | 15秒後 |
大腸菌 | 3.1✕105 | 10以下 |
黄色ブドウ球菌 | 2.8✕105 | 10以下 |
腸炎ビブリオ | 7.6✕105 | 10以下 |
緑腸菌 | 5.5✕105 | 10以下 |
サルモネラ菌 | 7.0✕105 | 10以下 |
菌 | 開始前 | 15秒後 |
---|---|---|
大腸菌 | ![]() 菌数 3.1✕105 |
![]() 菌数 10以下 |
黄色ブドウ球菌 | ![]() 菌数 2.8✕105 |
![]() 菌数 10以下 |
腸炎ビブリオ | ![]() 菌数 7.6✕105 |
![]() 菌数 10以下 |
緑腸菌 | ![]() 菌数 5.5✕105 |
![]() 菌数 10以下 |
サルモネラ菌 | ![]() 菌数 7.0✕105 |
![]() 菌数 10以下 |
わずが15秒の洗浄でも各種、食中毒菌に対し優れた除菌効果を発揮!
試験機関:(株)信濃公害研究所
有効成分(次亜塩素酸)の占める割合とpHの関係

除菌数 | 強酸性電解水 | 微酸性電解水 | 電解次亜水(![]() |
次亜塩素酸ナトリウム水溶液(![]() |
pH1〜14(中性7) | 2.7以下 | 5.0〜6.5 | 7.5〜 | 8.5〜(原液12〜) |
次亜塩素酸の占める割合 | 約80% | 約95% | 約50% | 約10% |
性質 | 強酸性 | 微酸性 | 弱アルカリ性 | アルカリ性 |
酸添加ユニット(オプション)によって
微酸性(pH5.0〜6.5)〜弱アルカリ性(pH7.5〜)にpH値を簡単に切り替えられ、用途に合わせた使いわけが可能になります。除菌水比較表
電解次亜水 | 微酸性電解水 | 次亜塩素酸ナトリウム水溶液 | |
①ランニングコスト | 食塩、水道代、電気代のみ(本体装置の初期投資はかかる) | 高価な希塩酸を使用(本体装置が高価) | 比較的高価な次亜塩素酸ナトリウム |
②濃度 | スイッチを入れるだけ 常に安定 |
スイッチを入れるだけ 常に安定 |
人による希釈作業によりバラツキがある |
③操作性 | スイッチを入れるだけ | スイッチをいれるだけ | 手が掛かる希釈作業 |
④安全性 | 低濃度での使用時はpHがほぼ中性で、手荒れの心配もほとんどなし | 口から摂取したり目などに入らないように留意する必要もない | 酸化力が強く、目に入ったり、皮膚に付着すると危険 |
⑤除菌力 | 即効性がある次亜塩素酸の割合大きい | 比較的低い有効塩素濃度でも短時間で除菌効果を示す | 5〜10分以上の浸漬が必要 |
⑥臭い | 軽い塩素臭 | 軽い塩素臭 | 強い塩素臭 |
⑦食品添加物 | 次亜塩素酸ナトリウムの希釈液として認可 | 認可 | 認可 |
用途
食材・環境に優しい電解次亜水は、様々な分野や用途に「除菌・消臭・漂白・洗浄」の用途でお使いいただけます
<使用用途>
・野菜、果実洗浄
・魚介類洗浄
・肉(鶏肉・ホルモン)洗浄
・調理器具洗浄(包丁・まな板等)
・衛生管理(食中毒対策)、布巾、タオル、白衣、エプロン、長靴
・清掃(食品機器、作業台、床、側溝、壁)
<具体的な使用例>
・カット野菜工場、漬物工場などの野菜洗浄
・豆腐工場の浸漬水
・スーパーマーケットのバックヤード、PCセンター
・食品工場、惣菜工場の食材洗浄、工場内洗浄
・海水、井戸水の除菌
・水産加工工場の鮮魚加工(マグロ工場など)
・精肉加工工場、鶏肉加工工場の衛生管理
・セントラルキッチン
・プール、温泉施設(塩素のかわりに使えます)